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イブラシルの人口

 イブラシル大陸の人口密度から人口を求めようとしたわけだが、まずその前に色々とせねばならないことがあった。

 まず、農業技術がどれほど発展しているか。
 基本的に食料供給がしっかりしていないと人口は増えない。まぁ、食うものがないと動けないのは、そこら辺の動物と同じだ。そんなわけで、食糧供給に深く影響している農業が人口には大きく関わってくる。
 ひとまず、サンドイッチがあることから、主食は麦にするとして、どのような麦がどのような栽培のされ方をしているかである。
 三圃式か輪作かで、休耕地の広さが大きく変わってくるため、人口密度にも大きく関わってくる。さすがに二圃式ではないだろう。焼き畑農業も違うはず。
 DK3世界ではポーション類など薬関係も結構研究されているようなので、もしかすると化学肥料が開発されているかもしれない。これが大量生産され出回っていたとしたら、生産力は飛躍的に上がる。
 品種改良が進んでいるかどうか、というのも気になる。魔法で品種改良とか出来るのだろうか。
 直接は関係ないが、何らかの理由で、農業が集約的に行われるようになると、個人でやるよりも効率的な農法を使用出来る可能性が増える。農民が自己流で農業を行うのではなく、領主が音頭を取って最新の農法を取り入れれば、収穫量は増える。また、個人でもそういった情報を得られる環境があれば収穫量は増える。
 あと、魔法や機械兵が農業に使えれば、一人でカバー出来る耕地面積が増えるだろう。
 それから収穫量には技術だけではなく、土壌や気候も大きく影響するし、大気中のCO2濃度が麦の収穫量に影響するという実験結果も……

 と、キリがない。いやぁ、農業は頭使うね。

 それから、他に人口に影響を与えるのは、戦争・疫病・災害など。
 戦争といえば、今は戦争の真っ最中である。戦争となれば、戦場でたくさんの若い命が尽き、人々は将来の不安から子供を産まなくなる。出生率の低下と死亡率の上昇によって、人口は減る。
 しかし、冒険者の我々から見ると、どうもそんな暗い雰囲気はない。
 冒険者の多くは将来の不安を抱えていなさそうだし、死んでる人もあまり見かけない。敵だって死んでるかどうかわからないのだ。DK2ではもろに死んでたが。
 まぁ、戦争を生業としている冒険者の視点なのだから、仕方がないかもしれないが。
 もっとも、戦争が起こったのはつい最近、或いは25年前とかなので、今の人口を算出するのには関係ないかもしれない。
 疫病と災害については報告なし。関係なさそうだ。

 医療技術も人口には影響してくる。死亡率が下がるからだ。
 DK3世界の医療技術はかなりのものだ。外科部門に関しては私たちの世界よりも進んでいるかもしれない。骨折など一瞬で治るし、一ヶ月もすれば大抵の怪我は治る。
 まぁ、そこら辺に行くと、医療というより、DK3世界の人種が驚異的な回復能力を持っているのではないかという気がしてくるが。蛇毒とか自力で解毒するし。
 そこら辺を考えて少し多めに人口を見積もるべきかもしれない。


 てことで。「農業:深く考えるときりがない」「戦争:今のところ影響少なし」「医療:高い」という感じ。で、人口密度ですが、よくわかりません。ダメです。はい。

 えーと、大体1600年頃のイングランド、ドイツ、フランスの平均可住地人口密度が55人/平方kmぐらい。
 これをイブラシル大陸の可住地(この地図を見ると、大体総面積の40%ぐらいだろうか?)に当てはめると、5324万人。今のウクライナよりも少し多いぐらいか。
 これもまた、人口密度を少しいじれば、人口が242万人単位でドバッと変わるので、不安定なものである。どれくらいの人口密度がいいのやら。
by akuda | 2005-04-12 20:40 | 世界
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