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カタコンベ

 ティターニアの西にある場所はカタコン「ベ」でいいのだろうか。カタコン「ペ」ではないはず。地図だとわかりにくいが。
 
 さて、その「カタコンベ」地下埋葬所が何でこんなところにあるのだろうか。
 要するに墓場なのだから、都市の郊外ぐらいの場所にあるのが普通だ。一番近い大都市ティターニアや元漁村アムスティアからでも数日は絶対にかかりそうな位置にアルのは少しおかしい。人が死んだ時にいちいち運ぶのが面倒だからだ。
 もっとも、今は戦争中だから、街以外でも多くの人は死ぬ。ティターニアとバルバシアの戦闘となれば、ちょうどカタコンベ周辺で起こるだろう。最近出来た第二砦からも近い。しかし、その戦死者を埋葬するために作ったと考えるには「地下埋葬所」というのは手間がかかりすぎる。戦死者をそんなに手厚く葬る余裕などないはずだ。
 
 恐らくは、昔はこの場所に都市があったのだろう。それが何らかの理由によって滅んでしまい、地表部分の建造物はほとんど風化したあと、カタコンベだけが残ったのではないか。
 位置的には内海に面しティターニアと大陸北西部を結ぶ道の端に位置する場所であるから、物の流通的には結構有利な位置だ。少し利用出来そうな平地が他の都市に比べると少ないから、あまり大きな都市にはならないと思うが。

 他にも、都市が丸ごと地下の空洞に落ち込んでダンジョン化してるので付いたあだ名がカタコンベとか、近くに住む山賊が死体を処理するのに使ってた地下洞窟だからカタコンベとか、毒ガスの発生により坑道内にいた鉱員が全員死亡したのでカタコンベとか、色々考えましたが、ストーリー性が高すぎたり、無理があったりするので没。昔の都市の名残ぐらいが妥当なところだろう。
by akuda | 2005-01-02 17:53 | 世界
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