使えないスキル特集   コンセプトが間違ったスキル・神罰の挽歌

・神罰の挽歌
 相手の精神を下げる歌だ。
 精神が下がると、回復魔法の回復量が下がる。この回復量の減少は「経験値の増えないダメージ」と見なすことが出来るから、死相の悲歌との比較が可能である。
 死相の悲歌は40ダメージを4行動、相手全体へ振りまく。6人PTなら、40×4×6=960のダメージだ。
 さて、神罰の挽歌の効果時間、3行動の間、敵1体が回復魔法を使い続けるとした場合、これと同等のダメージを与えるには、どれぐらいの減少量かを求めると、
 960÷3(行動)×2(精神回復係数)=640
 なので、 死相の悲歌とSPが似ている神罰の挽歌IIで精神-640の効果がないといけない。

 しかし、640とは、精神がマイナスの領域に入る数値である。回復量にして-320であり、マイナーヒールなら回復量もマイナスに行く可能性が高い。
 つまり、回復魔法でダメージを受けるぐらいにならないと、死相の悲歌に並ばないのだ。

 モンスター戦を想定して敵1体としたが、これを対人戦に想定し直して、2体や3体にしても、精神-320や精神-213といった数値になってしまう。
 しかし、この数値ですら、相手が回復行動に3ターンへばり付いていた場合、という条件付きの数値である。回復を行わなければ、効果は発揮されない他人任せのスキルなのだ。


 つまり、このスキルは、そのコンセプトである「相手の精神を下げる」自体が間違っているものであり、数値の改変などによっては改善出来ない。
 こういうコンセプト自体が間違ったスキルに対しては、
1.コンセプトから変える
2.タダのお飾りとして無視する
3.名前などを工夫してネタスキルとする
 といった改善方法が必要になってくる。

 てな状況だったのだが、この度光属性魔法が精神依存になったので、別の使い道が出来た。こういう周りの状況の変化による改善というのもあるのだが、それで使えるスキルになったかどうかと言うと、そうでもない。
 それについては、蒙昧の挽歌や聡明の賛歌の項で語ろう。
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by akuda | 2005-08-04 22:02 | スキル
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