硬貨問題

 結構前の話になるが、キャスティングの結果から、私はこの世界の硬貨は、銅貨が1s、銀貨が10s、金貨が50sぐらいではないかという結論を出した。
 その後、キャスティングで落ちてくる金額が変わって、銅貨2~50s、銀貨50s~100s、金貨200~350sぐらいに変わった。この仕様からも、やはり、私は銅貨は1s通貨ではないかと思った。最小単位である1sの価値がある硬貨は必要だし、キャスティングの銅貨で偶数と奇数シリーンの取得が出ていることを考えると、銅貨は1sであるというのが妥当だと思ったのだ。


 んで、今回出たのが、これ。

 銅貨 アイテム 0 0 0 0 0 0 0 なし なし 500  説明:銅製の500シリーン硬貨


 どういうことっすか……


 キャスティングで銅貨を引くと、多くても50sぐらいまでしか落ちてこない。少ないと5sとかだ。
 だが、こちらの銅貨は500sである。ざっと10倍の差がある。

 問題なのは「500シリーン硬貨」という説明の解釈だ。
1.文面通りに「一個で500sの銅貨」
2.「500s"分の"銅貨」(複数個)

 このどちらだろう。

 まず最初に、1と仮定して話を進めてみる。
 一個で500sの価値がある銅貨があるとすると、どのような偽造防止策が行われているか気になるところだ。
 金本位制度の元では、金の値段がそのまま金貨の価値といった基本原理なので、別に金さえあれば、硬貨を作って良かったのだが、こちらは銅だ。歴史的に見ても、金:銅の比価は、常に1:100以上あり、基本的に1:1000あたりを維持。現在では1:6800ぐらいにまでなっていると言われるほど価値の低い銅である。私の考えでは、1:50ぐらいになっていたが、ともかく安い。
 硬貨自体に何か工夫をしなければ、材料費が安いため、容易に偽造されてしまう。
 偽造防止策としては、以下のようなことが考えられる。
 
1.模様を緻密にする
 偽造防止法の基本としてあるのは、刻まれている模様を複雑化するというやつだ。緻密な模様を描けば同じものを作るのに、大きな労力がかかるため偽造してもわりがあわなくなる。
 材料費の安い銅貨でも、一流職人によるドラゴンの透かし彫りなんかが入っていれば、偽造は難しくなるだろう。
 さらに、そういった緻密な細工がなされているとなれば、芸術的価値によって硬貨の価値も上がる。これにより、政府の保証などがなくても、硬貨の価値がある程度約束されるのだ。
 ちなみに、そういう仕様だと、これは「通貨」ではなくなる。大量生産出来ないし。しかし、「硬貨」ではあるので、大丈夫だ。
 それから、普通の商店では、そういった芸術的な硬貨の価値を分からない場合があるので、使う際にはいったん美術商に売って換金してから使うことになるだろう。これが売却しないと使えない理由だ。
 しかし、職人達による一枚一枚手作業の芸術品を一律500sとは、買いたたき過ぎではないのか、美術商。

2.特殊な魔法をかける
 こちらは、もっとファンタジーな方法だ。困った時の魔法頼み。それがファンタジー。
 銅貨に何らかの特殊な魔法をかける。これが政府公認或いはギルド公認の銅貨の印で、換金所に行くと魔法鑑定士がいて、魔法がかかっていると認定されると、それに応じたお金をくれる。
 その魔法を使える人が少ない、或いはどこか一つの組織が独占していれば、成り立つシステムだ。
 魔法を使える人が、そこら辺からわき出すと成立しなくなるが、そこら辺は頑張って秘密を護ってもらうしかない。或いは、魔法を複雑化する等して偽造しにくくする。
 まぁ、結局、普通の偽造防止策である細工を細かくするのと同じである。

3.大きくする
 少々、強引な手段だが、硬貨を大きくするという手がある。
 硬貨を大きくすれば、材料費はかさむし、ある程度大きくなると加工も大変になってくる。そうすれば、偽造もしにくくなるわけである。
 ひとまず、1s銅貨の重さを5gとすると、銅の価値は大体5gで1sぐらい。ということは、金属の価値だけで行くと、5g×500sで2500gぐらいの重さの銅貨を作れば、偽造してもほとんど儲からない。
 2.5kg。
 厚さ5mmのコイン状にすると、直径26.75cmぐらいになる。ちょっとしたフリスビー級だ。熱伝導率がいいので、取っ手を付ければフライパンになるかもしれない。
 これだけ多ければ、アイテム枠を一個消費しても文句は言えまい。
 持ってれば一発でわかるので、偽造して使う時に足が付きやすいと言う効果もある。
 また、こんなのもらっても仕方ないから売却、換金してもらわねば、使えないわけだ。
 問題は、なぜそんな不便な硬貨を作るか、ということだが。アニメに出てくる原始人が使っている石のお金じゃあるまいし。
 

 他にも、色々偽造防止策はあると、思うが、こんなところにしておこう。
 それよりも、この「一個で500sの硬貨」説の一番の問題は「なんでそんなものを作る必要があるのか?」というところだ。
 通貨一個あたりの価値を増やす理由としては、「持ち運びの利便性を増す」というのがある。小銭ばっかりだと持ち運びづらいからだ。
 しかし、この世界のシリーンを見ると、5000sだろうと900000sだろうと、全然かさばらず所持金欄に収まっている。それに比べて、この銅貨はアイテム枠を一個占拠するという暴挙に出ているのだ。
 意味がないではないか。
 
 逆に、この500s硬貨は昔使われていたもので、今は使われなくなった硬貨。という考え方もある。骨董価値が付いて高いのだ。
 それにしてもかなり高いが。


 さて、随分と仮定の話が長くなったが、もう一つの説、2.「500s"分の"銅貨」(複数個)について話そう。
 と、いっても、こっちは物凄く簡単だ。
 要するに、1s硬貨が500個もあるから、重くて持ち運ぶにもアイテム枠を占領するし、両替しないと使えない。と、いう話。
 普通は、もっと軽い金貨などに替えて持ち歩いていると考えれば、これだけアイテム枠を占拠する理由にはなる。
 ただし、銅貨はこれでいいが、上の1000s銀貨、2000s金貨、5000s白金貨については、そうはいかない。そんなに重くならないはずだから。


 色々と考えてみたが、どの説も一長一短、といったところだ。なにかおかしいところがある。
 もう少し色々考えてみると、面白い案が出てくるかもしれない。
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by akuda | 2005-09-25 16:26 | 世界
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