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シリーンの謎

 さて、昔から気になっていたことなのだが、この世界では「なぜどこでもシリーンが使えるのか?」
 こっちのヨーロッパでは、最近まで隣町に行くと別の通貨を使わねばならないという状況だったのだ。ユーロに統一されたのはごく最近である。それに、他の国々は未だに別々の通貨を使っている。
 それなのに、DK3の世界ではアストローナ大陸でもイブラシル大陸でも、ディアス領でもティターニア領でもバルバシア領でもシリーンという通貨を使っている。これは何故だろうか。

1.巨大な帝国が存在する
 例えば、この二つの大陸の外に巨大な帝国があるとする。その帝国と非常に大きな経済力と軍事力を持っており、二つの大陸ともある程度交流があるとする。
 商人達が、その帝国に対して絶対的な信頼を持っているなら、その帝国の通貨、シリーンをこの大陸でも使用することもあるかもしれない。
 しかし、大陸の外、というのは少々遠すぎるかもしれない。交流するにしても遠いやも。

2.巨大企業連合が存在する
 まずViolet Fairy -1さんあたりで、町で買えるアイテム一覧を見てほしい。
 これを見るとわかるが、多少品揃えの差はあるものの恐ろしいことに「カッパーピアスはどこで買っても200sで、HPとMPが+50」であり「ヒールポーションはどこで買っても100sで、HP+800回復」されるのである。
 品質と物価が完全に同じなのだ。バルバシアの軍事基地アムスティアでも、山と海に囲まれたアステリアでも、アストローナ大陸のディアスでも。
 これはやはり、何物かが意図的に値段設定を決めているのではないのだろうか?そう、例えば、二大陸にまたがる巨大企業連合や巨大商人ギルドとかが。
 その組織が、商業の活性化、というより、自分達の利便性のために諸国の王に働きかけて、通貨をシリーンで統一したのではないか。
 
 まぁ、そんな大きな独占企業がいると、国よりその組織が力を持って、色々と妙なことになりそうだが。
by akuda | 2005-02-01 02:41 | 世界
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